某IT大手のY社に2016年新卒として入社した1年目の人と飲んだよ
昨日、某IT大手のY社に2016年新卒として入社した人と飲んできました。
その人(以下Aさん)との出会いは私が人事として
Aさんの学生時代に出会ったわけですが、
まぁその当時から学生とは思えない落ち着きようと自信を持った人。
そして自信に裏打ちされた努力をし、しっかり物事を考えている人でしたね。
ウチにおいでよって話も虚しくY社に決めちゃったわけですが、
地方の学生だったので東京に出てきたら飲みに行こうなんて話をしてました。
そしてそれが昨日実現!
髪も伸びてたので最初誰かわからなかったけど、相変わらずの落ち着きぶり。
入社してみてY社ってどう?
なんて質問をしてみたところ返ってきたのが下記でした。
- 座学の研修は思ったよりも短くすでに実技研修が始まってる
- 同期は思っていた以上に安定志向が多くて、ガツガツしている人はむしろ少数派だった
- ネットで噂になっていた以上にどうやら給料は上がらないらしい
- 本家の問題があり、Japan側で勝手に攻めたプロダクトは出せないらしい
- 上記の理由で独自のグローバル展開はNG
こんな感じでした。
座学の研修は思ったよりも短く実務研修が始まってる
これは物凄く意外でした!!
組織としては世界規模の会社なので、連結の話や法律的な部分。
独自の文化やルールなどもあると思います。
その分、座学のような研修もかなり長いのではないかと思っていたのですが、
そういった話は研修では一切ないようです。
3日ほどの座学研修があり、
その後はグループに分かれてそれぞれの課題をやっているそうです。
こういった実践的な研修はやる方も退屈しないし、タメになるのでいいですね!!
安定志向が多くてガツガツしてるのは少数派
これは意外!!というよりもちょっと残念な気持ちも・・・。
と言うのも2016年対象の学生に向けて、
Y社はめちゃめちゃベンチャーマインドを出したプロモーション打ってました。
「新規事業チームあります!」
「社内でもどんどんジョブチェンジしてます!」
「若手も裁量権あります!」
みたいな感じですね。
それが蓋を開けると集まっているのは圧倒的に安定志向の学生だし、
安定志向の学生の多くが内定者っていうね・・・。
どんなに企業側がプロモーションを頑張っても、
学生サイドのこれまでのイメージって変わんないんだなーって。
そしてその学生に結局Y社は内定出すんかい!!っていう・・・。
ネットでの噂以上に給料上がらない!?
ここは・・・言及しません!笑
Y Japanとして攻めたプロダクトが出せない
アメリカ本社の兼ね合いもあるし、ソフトバンクの兼ね合いもあるし、
結局自由度が利かない現場が出来上がってしまっているらしいですね。
まぁよくよく考えればそうか・・・。
独自のグローバル展開も出来ない
これが一番残念。
圧倒的なインフラを盛っているにも関わらず、
国内市場でしかチャレンジが出来ないなんて・・・
結論
色々なことに積極的にチャレンジしていきたい人にとっては微妙かも。
ただファーストキャリアとしては学ぶこともたくさんあるし、
転職する前提であれば良い会社!!
あとは安定志向の人が終身雇用なども視野にいれながら長期で働くのはありかな。
給料が上がりづらいとは言え、福利厚生はしっかりしているだろうしね!!
今日はここまで~