なんでも雑多に書きたくなってきたブログ

DeNAやマイナビで営業経験を積み、出来て半年の会社で人事としてのキャリアをスタート。現在もITベンチャーで人事として新卒/中途の採用に関わっています。

就職活動は(特に今後は)大学3年、4年からは嘘だと感じる件

今日の元ネタはこちら

gipsee.jp

 

この内容を読んで思うことは今後の学生の就職活動市場の大きな変化です。

 

2016年卒業見込みの学生から経団連の指針で

就職活動が後ろ倒しになったことで多くの変化と

色々なところから様々な意見が出ています。

 

ただこれって日本だけの話であることはご存知でしょうか。

いや、きっと皆さんも言われてみれば知っているという話だと思いますが、

意識をしている学生がどれほどいるのかは正直疑問です。

 

3月末で卒業、4月から就職。

だから就職活動という流れは日本だけ(?)です。

これは終身雇用という日本独自の考え方が起因していますが、

会社は新卒を育てるものという文化がこれまでの日本には根付いています。

 

ただ諸外国は違います。

新卒という考え方がそもそも浅く、戦力として雇用主側は雇用者を

戦力として見ます。

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そのため随時採用という考え方がほとんどであるため、

就職活動という概念自体が日本ほど強くありません。

 

 

今まではこれで良かったのかもしれません。

ただ今回の元ネタにもあるように日本は今後、少子化の問題が直面します。

そうすると起業側は雇用の幅を海外に向けなくてはならなくなる。

 

その際に日本の学生はこれまでとは大きく異なり、

戦力としての意識をすでに持っている同年代と戦っていかなくてはなりません。

 

・自分は何がしたいのか

・自分はどんなスキルを持っているのか

・自分のやりたいことと現状の乖離はどこにあるのか

・その差を埋めるためには何が必要なのか

 

大学3年生になり、4年生になってようやくそこに向き合い始めるのでは

戦力として自分に何が出来て、どうしていきたいのかを考えている

海外の学生とは対等に戦えないというお話です。

 

世界にはまだまだ格差の大きい国がたくさん存在します。

つまり日本企業で働くことを考えている学生はその中でも優秀な層になります。

 

皆さんはそんな学生と戦うための準備をしていますか?

なんとかなると思ってませんか?

 

実際に就職活動という時期を迎えてから嘆くのではなく、

自分から道を切り開いてください。

そのためのフィールドはたくさんあります。

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今日はここまで