会社を人軸で見極めるポイントは社長>経営理念>キーパーソンという法則
ちょっとおもしろい記事を見つけたので言及します。
今回は特に会社を人軸で選びたい方に向けてです。
俗に言うワンマン社長!!
ただこの記事で書いている中小企業の社長の話はあるあるだなーと。
でもそれって中小企業だけってわけじゃないんですよね。
まぁどんな規模を中小企業と呼ぶかも曖昧ですが・・・。
そもそもの会社の成り立ち
そもそも会社は創設者の思いで成り立つケースがほとんどです。
よほど歴史がある会社でもない限り創設者=社長。
創設者が会長に退いてなんて話もありますが、それでもやはり力持ってます。
今話題のクックパッド社の話とか。
ちょっと前だと大々的にテレビでもやっていた大塚家具社とか。
熱い思いと相応のリスクを背負って立ち上げた会社なんだから、
そりゃ自分が思っているように進めていきたいですよね!
つまり会社のカラーは社長にあります。
これはあたりまえと言えばあたりまえのことですよね。
会社のフェーズにおける思いの伝達方法の変化
社員数が少ない規模(50名以下くらい)だとそこが本当に色濃く出ます。
理由は簡単で社長が全社員を見渡せるからです。
そして社員数が増えてくると、これは経営理念や社訓という言葉でまとめられます。
この明文化されたものが会社の思い=社長の思いになります。
ただ経営理念だけでまとまる範囲は目安100名未満くらいの規模までです。
文章にすることで余分な情報は省かれ、コンパクトになります。
言い換えると社長の思いのボトムにある部分は捉えられているものの、
ニュアンスの部分が省かれているんですよね。
こうなってくると次のフェーズとしてキーマンの重要性が出てきます。
目安で言うと100名以上くらいの規模の会社です。
これは経営理念や社訓に加えて、社長の思いを噛み砕いて実践している。
もしくは同じ理念を持って会社に接している人たちを指します。
多くの場合、この役割は中間管理職にあたります。
マネージャーとか部長とかそういう人たちですね。
この人たちは社長の思いや経営理念を解釈した上で
業務や文化作りへと転化する仕事をしていますので、
比較的社長などと近い考え方や行動指針を持っています。
最も見極めづらいのが大手企業
最後に200名以上の規模の会社です。
(今回はあくまでも人数という定義だけで企業規模を計っています)
なぜ見極めづらいかというとキーパーソンですら会社の理念通りじゃないんです。
と言うのも200名規模になると中間管理職の方の数も増えます。
そうすると上述した通り、社長が全管理職に考え方や思いを伝達しきれなくなり、
管理職の人たちへも社長の思いが伝わりきらなくなっていく。
また階層が増えるとなおさらです。
社長→○○役員→○○本部長→○○部長→課長→チームリーダー→一般社員・・・
もはや伝言ゲームですね。
こうなってくると社長と部長の言っていることが違う!とか
部長と課長の言ってることが違う!とか
とか!とか!色々発生します。
でも安心してください!履いてますよ!!(やらなきゃいけない?もう古い?)
理念というボトムにある部分には
少なからず共感や魅力を感じて集まっている形成された集団であるため、
200人以上いれば合わない人もいますが、合う人もいます。
結論大手を人軸で選ぶのはかなり困難ということですね。
選考の中でこの人は!!という人がいても
実際に入社したらその人が少数派なんてことは往々にしてありえる話です。
長くなりましたが結論です。
人軸で会社を選びたい方は大手よりも100名前後、
もしくはそれ未満の会社の方が見極めやすく、
その際に見て欲しいポイントは【社長>経営理念>キーパーソン】の順になります。
就職活動頑張ってください!!