志望動機の書き方、そのテクニックを【現役人事の視点から】アドバイス
今日は私の学生時代を思い出しながら
志望動機のテクニックを記載したいと思います。
ちなみに学生時代の書類通過率は50%ちょっと切るくらい。
(感覚値ですが・・・)
私は決して学歴の高い、いわゆる上位校の出身ではないので、
そういう意味ではまずまずだと思います。
そこからの1次面接の通過率は60%くらいかな。
調子に乗って自分から辞退などを繰り返し、結構終盤まで就職活動をしていたのを
今でも覚えています。
何が言いたいのかと言うと
私のレベルでも書類選考で50%通過するエントリーシートは書ける!
ということですね。
さて、本題です。
志望動機のノウハウですが、ポイントは企業の「理念」や「ビジョン」です。
以前から色々なテーマで記載をしていますが、
就職活動とは結局のところ双方のすり合わせになります。
■企業→
この学生は本当に自社にマッチするのか
■学生→
この企業で自分がやりたいことが出来そうか
この双方のポイントが重なる部分が企業の掲げる「理念」や「ビジョン」になります。
会社としては自社のカラーにマッチしない学生は
早期退職につながるリスクが大きいため採用したくないのが事実です。
例えば世界的にも知られるSONYという会社の志望動機を作るとしましょう。
例)私は人々の生活を豊かにしたいと思っています。
その中でもITという分野ではなく、
人が実際に手にする有機物の市場に興味があります。
それは人の記憶にも形にも残るという特徴があるからです。
進化だけでなく、「受け継がれる」ことにも
非常に重要な役割があると考えています。
その中で私が御社を志望した理由は御社の打ち出す「夢中を、つくろう」という
コンセプトに非常に魅力を感じたためです。
プレイステーションやウォークマンをはじめ、人々の夢中を実際に創り、
なおかつジャンルレスな幅広い展開をする企業は他にないと考えます。
御社でなら人々の生活を豊かにという私のビジョンを実現出来ると考え
御社を志望しました。
※参照:
ぱっと見なので浅いですが、
ポイントは大きく2点になります。
■1つ目:
「私がやりたいことと御社のビジョンは同じです」というアピール
■2つ目:
「御社は同業他社とは違うんです!」というアピール
1つ目のポイントでミスマッチがないということをアピールします。
そして2つ目のところでその会社でなくてはならない理由を明確にします。
この2つ目のところは業界研究と呼ばれる部分で、
深い考察があればあるほど、高い評価が得られると思ってください。
理由は簡単です。
深い業界知識がある人とない人では、入社後の活躍のイメージが違うからです。
上記の2つのポイントが抑えられていなかったと感じた方は
すぐに修正してみてください。
書類の通過率は大きく変化すると思います。
結局のところ相手にどれだけ戦力だと思わせることが出来るかが重要になります。
(大手だと自社をどれくらい望んでいるか、のようなどーでも良い軸を持っているケースもありますので、そういった古いくだらない体質を今も持ち続けている会社に入社したい場合は企業研究MUSTです!!)
1次面接や書類選考が思うように進まない方は試してみてください。
今日はここまで