自己PRの書き方を【現役人事の視点から】アドバイス
シルバーウィークはゆっくり休めましたでしょうか。
思いっきり遊んだ人もいれば
勉強や研究におわれた人もいるんだろうな・・・。
さて、「今回は学生時代に打ち込んだこと」の書き方に関して記載します。
前回は志望動機の書き方に関して記載をしましたので、
今回は自己PR編ということになります。
まず自己PRの部分では下記のようなものを本当によく目にします。
・学生時代は○○団体でリーダーやってました。
・学生時代は××でアルバイトを頑張りました。
・学生時代は△△サークルで□□しました。
このようなエピソードは非常に多いです。
ただこのエピソード自体は決して悪いことではないんです。
書店やネットでは
「上記のようなPRではなく、もっと奇抜なものを」
という内容のものをたまに目にします。
そんなの無視しちゃってください!
確かに奇抜なものは一瞬目をひきます。ただ一瞬です。
大事なのは中身ですよ。
これは私自身を振り返ってみてもそうですが、
学生時代ってホントに視野が狭い。
でも自分たちの視野ってそのコミュニティーに属している限り、
絶対にわからないですよね。
例えば学生時代に海外に行き、そこで起業して1000万稼ぎました!
これはこれで凄いですよね!!
ただ皆さんが面接の際に相手にする人事、現場のマネージャー、役員、社長は
残念なことにもっと稼いできてます。
単純に就職活動をしている皆さんよりも社会人経験が長いのだから、
それは仕方ないですよね。
だからその話を聞いても
「おー、凄い!!それで??」ってなります。
大事なのはここから後なんです。
ポイントは下記の3点です。
※そこから何を学んだのか
※その結果、今後何をしていきたいのか
※その夢を叶えるために何をしているのか
少し棘のある書き方をしちゃうと、
社会人と比較すると学生時代の経験は浅いし狭いです!!
・・・ただそれは仕方のない事で、99%の人がそうです。
だからこそ上記の3つのポイントが大切になります。
この3つのポイントで企業側が知りたいのは以下です。
※そこから何を学んだのか
→どんな気付き(関心)を得られる人なのか
※その結果、今後何をしていきたいのか
→自分で目標設定が出来る人かどうか/自社の方向性とマッチするかどうか
※その夢を叶えるために何をしているのか
→自分の夢に対して努力出来るかどうか
私のいる会社ではこれらを
「自走力」とよんでいます。
これは私が現在ベンチャー企業にいることを抜きにしても
人から言われたことだけをするYESマンよりも
自分で考えてアクション出来る人の方が社会人としては
圧倒的に市場価値が高いです。
学生時代にやっていたこと、
所属していたコミュニティーに対して
劣等感を持っている学生が多いように感じますが、
そこよりも大事なのはそこから何を学び、今、そして今後
どうしていくのかです。
せっかくの自己PRです。
しっかりアピールしてください!!
今日はここまで