なんでも雑多に書きたくなってきたブログ

DeNAやマイナビで営業経験を積み、出来て半年の会社で人事としてのキャリアをスタート。現在もITベンチャーで人事として新卒/中途の採用に関わっています。

マネジメントで注意していること

f:id:hrman:20160725191336j:plain

またまた久しぶりの更新になってしまいました。

今日はこの記事を受けて、逆にマネジメント側で効果を持たせるために。

bylines.news.yahoo.co.jp

 

マネジメントとは

そもそもマネジメントってなんでしょう。

下の記事がめっちゃよくまとまってました。

www.toha-search.com

 

要約してしまうと

「目的に対してリスクを管理し、効果を最大化すること」です。

そこには「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つの資源に対して言えることです。

今回は中でも「ヒト」に対して話を進めます。

 

「ヒト」のマネジメントとは

これ、4つの資源の中で最も難しいです。

だって人って感情がありますから。生きてますから!!

そうなんですよね、この感情が非常にやっかいです。

 

マネジメントをする側としては自分の目的を果たすためにメンバーにこれをさせたい。

こうなって欲しいっていう欲求があります。

しかしなかなか自分の思い通りに動いてくれない。。。

こんな経験って誰もが1度は経験しているのではないかと思います。

 

でもちょっと待ってください。

それってマネジメントする側の感情の話ですよね?

マネジメントされる側の感情を考慮してますか?

 

「ヒト」のマネジメントで必要な2つのこと

1つ目:「ヒト」のマネジメントで大切なのはゴールセットの共有

これが非常に大切。じゃあゴールセットってなんなのか。

ここが一番重要なポイントです。

これ、人によって違うんです。

所謂団塊の世代やバブル世代は日本が急激に成長していた時代。

カッコイイ車に乗りたい!

良いモノを身に付けたい!

出世したい!

上昇志向があたりまえでした。

 

つまりゴールが一定だったんですね。

出世すればカッコイイ車も買える!良いモノを身に付けられる!

汚い言い方ですが、お金が稼げる!ここに集約されていました。

だから出世となるわけです。

 

ところがバブルが崩壊し、日本の経済が低迷してからは出世しても給料は上がらない。

女性の社会進出が進む。

多様性(ダイバーシティ)が尊重されるなどの社会変化が起こります。

こうなってくると働く側のゴールは一概に出世ではなくなります。

 

昔よりも転職があたりまえになり、IT業界を中心に起業が活発になりました。

フリーランスという働き方も生まれました。

昔では考えられないかもしれませんが、起業するスキルを身に付けるために会社に入るという方も決して少なくはありません。

そうするとこれまで出世がゴールだったのに対して、スキルアップがゴールに変わります。

出世はスキルアップなくして達成出来ない目的ですが、スキルアップは出世しなくても達成されちゃいます。

 

目的が変われば当然手段は一律ではなくなります。

ここまで読んでめんどくせーって感じたマネジメントをしている方!

そのポジション降りた方がいいです。

マネジメントって言ってしまえばその人の人生に関わることなので大変じゃないわけがない!

 

対象の方がどんなゴールセットを持っているのかを理解し、自分が達成したい目的とその対象の方のゴールセットをすり合わせてWin-Winの関係を築くことが今の時代に求められるマネジメントだと感じています。

 

2つ目:人は褒められたら嬉しい!

これ、みんなそうですよね。

褒められることが嫌いな人なんてそういないです。

だからこそ対象者の良いところをしっかり見てあげてください。

そして良いところを褒めてあげながら、自分の目的達成のために不足している部分をその人のゴールセットに合わせて訴求してあげてください。

 

Aさんのここはいいよね。

でも前にこうなりたいって話してたけど、ここのスキル身に付いたらそれ出来るよね。

ここのスキルってどうやったら身に付くか考えてみてよ。

 

こんな感じですね。

自分で考える力がまだ身に付いていない人の場合は、そこを考えるところにも一緒に入る必要があります。

 

いやー、実に時間かかりますよね。

でもそれがマネジメント。

「目的に対してリスクを管理し、効果を最大化すること」です。

あ、「ヒト」のマネジメントの場合、リスクは対象者の退職になります。

 

 

今日はここまで