なんでも雑多に書きたくなってきたブログ

DeNAやマイナビで営業経験を積み、出来て半年の会社で人事としてのキャリアをスタート。現在もITベンチャーで人事として新卒/中途の採用に関わっています。

新入社員研修で学ぶことと考えること ~8年前の研修を振り返り思うこと~

4月に入り3営業日目です。

早いところだと今日から現場配属とかの会社もあるのではないでしょうか。

今日は新入社員研修に関してです。

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新入社員研修で得たもの

最もためになったのはビジネスマナー研修でした。

それ以外は会社の歴史の話とか、どこどこの部長の経歴だとか、

本当はちゃんと身に付けなきゃいけなかったんだけど業界の法律の話とか。

いやー、マジでどうでも良いと思ってました。

むしろ実践を伴わなきゃ覚えられねーよくらい思ってましたね。

ただマナー研修だけは真剣!!

営業職だったっていうのもあるんですが、これから社会人としていろんな人に会う!

そう思ったときにみんなが常識って思っていることを知らないのは恥ずかしいなと。

知っててやらないのと知らないのではワケが違うなと。。。

そう思ってそこだけは真剣に聞いてましたね。

 

新卒社員研修で考えたこと

 そんな講師をやってくれている社員の方々の話が

右から左へ、左から右へと流れているときにあるキーワードでハッとしました。

「これは他社にない当社独自のルールかもしれませんが・・・」

この前置き!!

 

そうなんですよね。

どーでもいいなって思ってた話って、結構その会社ルールみたいな部分なんです。

もちろん自社のサービスの差別化のポイントとかは大事ですよ!

でも講師の人が話す「ここが当社の強みだから」って話って、

市場のバックグラウンドがわからない新卒に熱く語られても全く頭に入らない。

むしろなんで強みになってるのか謎で仕方なかったんですよね。

じゃあそもそも”自社の強み”って言う部分って、社内の人じゃなく、

外から見たときに本当に”強み”なのかな?

それって社内の人が勝手に言ってるだけじゃなくて?

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(こんな感じで)そんなことを考えてました。

 

研修で聞いた話を鵜呑みにしてはいけない

市場状況もわからないうちに自社の強みがなんて話をしても

それはクライアントにとって全く意味のない話になってしまいます。

 (この場合のクライアントは顧客である場合もあれば、社内の人である場合もあります。)

 

結局大事なのは話し手ではなく聞き手がしっかり理解出来ること。

相手のフェーズに立って話が出来ないと意味がないですよね。

 

もし研修を受けている皆さんが、自分の会社の先輩の話は納得感がある!

そう感じるのであれば、その方は皆さんの立場になって話をしているはずです。

是非そういう人からは色々盗んで頂ければと思います。

 

逆に何を言ってるのかよくわからないという人から研修を受けている皆さん!

その人が話す内容を鵜呑みにするのではなく、

しっかり考え、時には質問をしてみてください。

 

自分が納得出来ない研修ほど意味のないものはないです。

 

今日はここまで