ワークライフバランスの対価
ワークライフバランスとサクセスストーリーについて書きます。
久しぶりの更新になってしまいました。
本日の元ネタはこちら。
これは・・・と思う部分が多かったです。
確かに今の風潮は
・ブラックバイト
・ブラック○○ などなど
こうしたワークライフバランスを如何に整えるかという流れにあります。
長時間労働はしない!
残業はしない!!
もちろん残業代を払わないとかっていう話は論外!
それは払われるべきものですよね。間違いなく!!!!
今回はあくまでも労働時間に関してです。
ここで少しワークライフバランスから離れて考えます。
取り上げたいのはサクセスストーリーです。
このサクセスストーリーに関してはワークライフバランスと異なり
明確な定義がありません。
と言うのも人によって異なるからです。
何が幸せかは人によって違います。
・事業で成功すること
・年収数千万を手に入れること
・家族を持ち、生活を維持すること
・自分の子供へ投資すること
・自分の趣味へ投資すること などなど
これは上げだしたらキリがありません。
あなたにとってのサクセスストーリーは何でしょうか?
イメージして頂けたでしょうか?
ここで質問です。
そのサクセスストーリーを実現するためにはどれくらいの費用が必要でしょうか?
どれくらいの時間が費用になるのでしょうか?
ちなみに私は幸せな家庭を作りたいとは思っています。
具体的にはまだ見ぬ自分の子供が出来たときに、子供が望むことに対してお金の判断軸を必要としないくらいはやってあげたいなと!
(例えば○○がしたい!という子供の要望に対して、お金がないからダメとは言いたくない。
もちろん倫理的にダメや価値がないからダメなどの判断基準はあります。)
よく子供を一人育てるにあたり3000万円かかると言われます。
20歳までに3000万とした場合、1年で150万が必要です。
仮に子供が望むことをさせてあげるためには1年間で200万が必要とします。
そうすると夫婦の生活、家賃などの固定費なども考えると概算で世帯年収で600万円以上は必要になります。
ここで少し恐ろしい記事を下に張っておきます。
800万円あれば大丈夫? 共働き夫婦が目指すべき世帯収入 - ライブドアニュース
※下記本文抜粋
国税庁が行った「民間給与実態統計調査」によると、平成25年の20代前半の男性の平均年収は265万円、20代後半の男性の平均年収は371万円ということがわかりました。20代男性の平均年収は318万円です。
また、30代前半の男性は438万円、30代後半の男性は499万円。30代男性の平均年収は468万円という結果になりました。
総合してみてみると20~30代男性の平均年収は393万円。働いている職種や業種によっても違いますが、だいたい400万円が一般的な平均年収です。
結婚が現実のものとなりがちな20代-30代の一般的な平均年収は400万だそうです。
そうすると結婚相手の年収が300万が最低ライン。
お子さんが出来るとその間、奥様は仕事が出来なくなると考えると・・・
恐ろしい話ですね。
つまり私が考えるサクセスストーリーを実現させるためには平均値以上が求められるということになります。
「保育園落ちた日本死ね」じゃないですけど、
今の日本って子供育てるハードル高過ぎ・・・
ここで話はワークライフバランスに戻ります。
今の日本の経済状況や労働状況の中で、1日8時間を平均と仮定した場合、当然年収も平均で収まります。
また平均の経験から得られる経験値は当然平均値となります。
現在、私は1日10時間以上は仕事をしています。土日に出社することもあります。
新卒で入社した会社では2年間、朝6時台に出社し、終電近くで帰宅。
土日も仕事。残業代、手当ては一切なし!
そんな生活をしていました。
転職を何度か経験をしてますが、朝10時から明け方3時、4時の生活も半年ほど経験しました。
結果、まだまだ私のサクセスストーリーは達成出来ていませんが、平均値は上回っています。
(もちろん満足してませんが・・・笑)
また私の友人で一人、大学を卒業してから現在まで土日もほぼ働き詰め。
自分で事業を興し、平日ももちろん働き詰め。
そんな友人もいますが、現在の年収は推定2000万ほど。
とある国の会議にもアドバイザーとして呼ばれたりしています。
ワークライフバランスはもちろん大事です。
ただそれは、結局は何を得るかという部分が連動してきます。
もちろんワークライフバランスを1番に考えるのだって良いと思います。
ただワークライフバランスを担保しつつ、生涯年収を平均値以上に持っていくというのは極めて困難であることだけはお伝えしたいです。
今ワークライフバランスを大事にしながら平均値以上の収入を得ている人は、社会人の1年目や2年目、もしかしたらもう少し死ぬほど努力したはずです。
もしくはもっと前、学生時代に学業という名の努力をしたはずです。
どこかのタイミングで人並み以上の努力をしなければ人並み以上の成果は得られない。
あたりまえだけど見落とされがちな事実を改めて明文化します。
私自身に言い聞かせる意味でも。
今日はここまで