給与アップと転職の相関性の件
久しぶりの投稿になってしまいますが
おもしろい調査データがありましたので今回はこちらを基に。
ここでは1社目の就業先における勤続年数と年収の相関性をまとめています。
平均年収を500万と仮定した際に、
その500万という年収を上回っている人と割合と1社目の勤続年数を比較したものです。
結論、この記事では平均年収を上回っている人の66%以上が
1社目の勤続年数が3年以上であるとまとめられています。
概ね予想通りかなと感じます。
と言いますのも1社目、つまり新卒に対しては多くの会社が
「評価×期待値=給与アップ」の図式を組んでいます。
どんなに結果が出なくても無条件で少しは給料があがるなど、
未来の投資として考えている企業が多いです。
それに対して中途は即戦力として採用されます。
つまり「評価(実績)=給与アップ」という図式になるため、
結果が出ない場合は給料はステイ。もしくは下がります。
また多くの企業が転職者を受け入れる際には現年収を軸に条件提示を行うため、
転職時にはそこまで大きな給与変化はありません。
(もちろん前職があまりにも薄給だった場合や物凄くスキルをお持ちの方は別ですが)
つまり転職をするまでに自分の給与を如何に上げておくかは重要です。
言い換えると給料を上げるためにはそれなりに時間を有するため、
結果として3年以上勤務をしている人の方が
平均値以上の給与を貰う可能性が高くなります。
これはあくまでも一般論です。
新卒で入った会社の条件が業界に比べてあまりにも低かったり、
昇給の基準が不明確でそもそも給料アップが見込めないという会社も
残念なことに存在します。
ただ、仕事のやりがいは給料だけに限りません。
やりがいや環境なども重要なポイントになると思います。
これらのバランスを見ながら自分の置かれている現状と持っているスキル、
そして将来的にやりたいことなどを考え、
キャリアステップというものを捉えてみてください。
そして目先のお金に捉われないということを意識してください。
もちろん給料は大切です。それは間違いないです!!
ただ、あなたがやりたいことが出来る年収450万の仕事と、
あなたがそこまで魅力を感じない500万の仕事に付いたとき、
モチベーションの違いからおそらく3年後はあなたがやりたいことをやっている方が
給料は上がっているでしょう。
そして給料が高いということは企業はそれだけの実績、成果を期待します。
その実績が出なければ当然減給、最悪の場合解雇もありえます。
結局は自分のスキルを上げていくしかないのです。
3年以上という期間は一般論でしかないと思いますが、
それだけのスキルを身に付ける必要があるという点では絶対不可欠です。
私自身、自分の欲求に負けることも多々ありますが、
こういった場でなるべく説得力のある力強い事が書けるよう
引き続き努力していきます。
皆さん、よろしくお願いします。
今日はここまで