なんでも雑多に書きたくなってきたブログ

DeNAやマイナビで営業経験を積み、出来て半年の会社で人事としてのキャリアをスタート。現在もITベンチャーで人事として新卒/中途の採用に関わっています。

「学生時代に頑張ったことに興味がない」・・・そんなこと全くない!ソース元が重要だと感じた件

本日の元ネタはこちら

mycareer-centerweb.jp

 

まず結論ですが、

個人的にはかなり違和感を覚える内容です。

 

まず大前提、「学生時代に頑張っていたこと」ですが、

物凄く興味があります。

 

文中には

「学生時代頑張ったことは何ですか?あなたはなぜそれをやろうと思い、なぜ頑張れたのですか?他にやりたいことはなかったのですか?」というようになります。※24行目以降抜粋

という文面があります。

 

この文面は4つの質問から構成されています。

・学生時代に頑張ったことは何か

・なぜそれをやろうとしたのか

・なぜそれを頑張れたのか

・他にやりたいことはなかったのか

 

この質問の3つ目までは自然な流れです。

ただ4つ目の質問に関してはそもそも論点がずれているため、

同じ文中に質問が並列に表記されていること自体に違和感を覚えます。

 

私ならそこで「何を身に付けたか」を聞きます。

そして「その身に付けた内容が自分にどれくらいの影響を与えたか」また、

「今後のビジョンにどう影響しているか」を聞きます。

 

学生時代の経験に関して、自分の意志だけで物事を判断出来るケースは稀です。

高校から大学に進学した場合、ほとんどの学生が偏差値や雰囲気、

口コミなどで学校を選ぶはずです。

高校生時代にすでに自分がやりたいことが明確にあり、

進む進路を迷いなく決められる人はそこまで多くないでしょう。

 

こうした背景から、大学という新しい環境に身を置いた際に、

実に多くのことに影響されながら選択をしていくと思います。

友達から進められることもあると思います。

大学から進められていることもあると思います。

また大学と住んでいる場所でバイト先を決めるなど立地の問題もあると思います。

 

人は色々な事から影響を受け、自分の知見を広げ、その中で選択をしていきます。

だからこそ、その選択から「何を学び」

その結果、「どうしていきたいのか」を知りたいです。

 

何かを頑張った人と何も頑張って来なかった人では学んだものの有無もそうですし、

深さが圧倒的に違います。

 

もう一度言います。

 

 

学生時代に頑張ったこと、

物凄く興味があります。

 

むしろここに興味がない人事の面接は、

学歴なのか、親柄なのか、要因が何かはわかりませんが、

少なくとも他の要因ですでに合否の結果が決まっていると言っても

過言ではないと思います。

 

今日ほど自分のブログのアクセス数の低さを痛感したことはありません。

 

元ネタの内容も含めてですが、

今のネット上には本当に多くの情報が流れています。

こうした情報全てを鵜呑みしないでください。

この方の名前を検索すると人材業界の方のようですが、

人事ではありません。

 

今の世の中では非常に難しいとは思いますが、

ソース元(どこから出てきた情報か)を確認するか、

同じテーマの複数のサイトを見た上で

情報の真偽を判断して欲しいと感じた記事でした。

 

今日はここまで