なんでも雑多に書きたくなってきたブログ

DeNAやマイナビで営業経験を積み、出来て半年の会社で人事としてのキャリアをスタート。現在もITベンチャーで人事として新卒/中途の採用に関わっています。

大手企業とベンチャー企業の魅力について書いてみる件

本日の元ネタはこちら

atraeblog.com

 

このブログの内容・・・

 

その通りだなと思います。

 

結局は自分の気持ちの置き所の問題になります。

 

 

少し私のお話を記載させて頂くと私は完全にベンチャー向きの人間でした。

1社目は300名くらいの規模の営業会社に入社し、

体育会系の根性論に疑問を持ちながらも朝7時には会社に出社し、

終電近くまで会社で仕事という生活を送りました。

 

その後転職した会社はメガベンチャーと呼ばれる会社で、

社員数はその当時でも2000名近くいましたが、

会社の風土はベンチャーに近く、自分が考え、

動かなければ得るものがない環境でした。

 

ご縁あって入社させて頂いた次の会社は社員数10名ほど、

出来て半年のスタートアップ。

朝10時に出社して明け方の3時、4時に帰宅なんてこともざらでした。

 

そして社員数4000名ほど、創業40年以上たつ会社にジョイン。

ここはわずか7か月で退職し、現在は100名ほどのベンチャー企業にいます。

 

大手、無理でした。。。

f:id:hrman:20150708121233j:plain

 

そんな経験をした私が思うことですが、

歴史がある会社ほどしがらみが強く、伝統やこれまでのストーリーを大事にします。

逆に歴史の浅い会社は正しいと思うチャレンジを重んじます。

 

もちろん例外はあります。

典型的な例外はリクルートという会社。歴史、規模共に日本を代表する会社ですが、

あの会社はいつまでもチャレンジを重んじます。

海外で言うとグーグル社などもあげられます。

 

ここで元ネタに記載のある「成長」という軸で記載をさせて頂きますが、

個人的には伸ばせるスキルの違いだと感じています。

大手ではそもそもチャンスは少ないです。

ただ与えられた時のチャンスはデカい!

営業で言えば数千万、何億という数字が絡むような案件ですし、

エンジニアやデザイナーにしても規模の大きな案件が降ってくることがあります。

どちらも失敗が許されないレベル。

そうすると必要になるのは絶対に失敗しないスキルを磨くこと。

誰を巻き込み、どこでリスク分散をし、どのようなフローで運用するのか、

それはもう緻密に計算し、事前に準備をした上で進めていくことが必要です。

 

それに対してベンチャーはチャンスが多い!

ただ数億という規模のチャンスはなかなかありません。

もちろん自身が担当していたプロダクトがそのように育つ可能性はあります。

ただ育てられるかどうかも自分次第になります。

結果、求められるものはどれだけのスピード感で

よりベターなものを産み出し続けられるかです。

大手と違いすでに決まったものは少なく、自分たちで創っていくものが多いため、

「確約」がありません。

そのためどれだけ早くPDCAを回してプロダクトに打ち込めるか、

また1つが失敗してしまった後にそこで燃え尽きてしまっては会社が存続しません。

なので同時に複数ライン走らせることが必要になります。

例えば人の仕事力(体力的なものや知識的なものを含めて)をコップにしたとして、

コップの大きさは人によって異なりますが、

1つのコップには100%の水しか入りません。(100%を越えると溢れちゃう。。。)

f:id:hrman:20150708122759j:plain

 

この100%の水をどのように分配するのかが大事になります。

 

つまり複数走らせているプロダクトに対して、どのように優先順位を付けるかも

スキルとして求められます。

 

元記事にもありましたが、

テレビなどが「今は大手の時代」「今はベンチャーの時代」と囃し立てますが、

それはあくまでも社会的な一般論であって、

個人ベースに落とし込んで考えた時に必ずしも一致するわけではないです。

 

どちらにも良し悪しがある以上、

自分が何をしたいのか、自分の気持ちの置き所を大事にしたいですね。

 

今日はここまで